2025年10月放送開始のアニメ『かくりよの宿飯 弐』。7年ぶりの続編を支えるスタッフ・キャストの熱いコメントや、GONZO×マカリアによる制作体制の裏話を徹底解説。ファン待望の新たな物語の見どころに迫ります。
【2025年秋アニメ】『かくりよの宿飯 弐』7年ぶりの続編!制作陣の熱いコメントと制作裏話から紐解く、新たな“あやかし宿飯語り”
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2018年、あやかしが住まう“隠世(かくりよ)”の老舗宿「天神屋」を舞台に、主人公・津場木葵が料理を通してあやかしたちと心を通わせていく物語が、多くの視聴者の心を掴みました。あれから7年。ファンが待ち望んだその続きの物語、『かくりよの宿飯 弐』が、いよいよ2025年10月より放送開始となります。
長きにわたり続編を待ち望んだファンにとって、今回の発表はまさに朗報。発表と同時に公開されたティザービジュアルやPV、そして制作陣の熱いコメントは、作品への期待を一層高めています。
本記事では、この待望の続編について、発表されたスタッフ・キャストのコメントや制作の裏話に焦点を当てながら、新たな“あやかし宿飯語り”がどのように描かれるのか、その魅力を徹底的に解説していきます。
帰ってきた「天神屋」!『かくりよの宿飯 弐』放送情報とあらすじ
まずは、基本情報をおさらいしましょう。
【放送情報】
- タイトル: 『かくりよの宿飯 弐』
- 放送開始日: 2025年10月1日(水)より順次放送開始
- 放送局: TOKYO MX、AT-Xほか
第1期では、祖父の借金のカタに鬼神の大旦那に嫁入りを迫られた葵が、持ち前の料理の腕で自立の道を選び、「天神屋」で食事処「夕がお」を開店。様々なあやかしと出会い、困難を乗り越えながら、かけがえのない居場所を見つけていきました。
公式サイトで発表されている『弐』のあらすじでは、南の地での試練を乗り越え「天神屋」へ帰ってきた葵を、新たな危機が待ち受けていることが示唆されています。守りたい居場所と信じる仲間たちのために、葵が再び奮闘する姿が描かれることになりそうです。
制作陣の熱意がほとばしる!続投・新規スタッフの公式コメントを深掘り
7年ぶりの続編となる本作には、ファンも納得の実力派スタッフが集結しました。
- 監督: 吉崎 譲
- シリーズ構成: 金春 智子
- キャラクターデザイン: 桂 英未
- 音楽: 伊賀 拓郎
- アニメーション制作: GONZO × マカリア
シリーズ構成の金春智子氏や音楽の伊賀拓郎氏など、第1期の世界観を創り上げた主要スタッフが続投する一方、監督には新たに吉崎譲氏が就任。この布陣からは、作品の核となる魅力を継承しつつも、新たな挑戦への意欲が感じられます。
弐期決定に際し、スタッフからは熱いコメントが寄せられています。特に印象的なのが、吉崎新監督の言葉です。
「第1期の放送が2018年4月。そこから7年の月日を経て再びアニメが始動いたします。当時の布陣から一新。季節も巡りました。キャラクターの心に寄り添える、そんな作品にできるように尽力したいと思います。」
このコメントからは、前作への深いリスペクトと、新たな体制で作品に真摯に向き合う覚悟が伝わってきます。また、シリーズ構成の金春智子氏も「原作では、その先も葵ちゃんや大旦那様、みんなの物語が続いていきます。それをまたアニメーションとして皆様にお届けできることになり、本当に嬉しく思っております」と語っており、原作の魅力を丁寧にアニメに落とし込むという、ファンにとっては最も嬉しい約束をしてくれています。
「超強化体制」の裏側とは?制作会社GONZO×マカリアのシナジーに迫る
本作の制作で特に注目すべきは、アニメーション制作の体制です。第1期を手掛けたGONZOに加え、新たにマカリアが参加。公式からは「シナジー全開の超強化体制」という、期待感を煽る言葉も発表されています。
GONZOは『SAMURAI 7』や『ラストエグザイル』など、重厚な世界観とハイクオリティな作画で知られる老舗スタジオ。一方、マカリアは近年頭角を現している新進気鋭のスタジオで、吉崎監督も所属しています。
制作の裏話として考えられるのは、GONZOが培ってきた『かくりよの宿飯』という作品への深い理解と制作ノウハウに、マカリアの持つ新たな感性や表現技術を掛け合わせることで、7年という歳月に相応しい進化した映像を生み出そうという狙いでしょう。あやかしが住む隠世の幻想的な風景や、食欲をそそる葵の料理の描写が、この「超強化体制」によってどのようにパワーアップするのか、大きな見どころとなりそうです。
おかえりなさい!東山奈央、小西克幸ら主要キャスト陣からの喜びのコメント
スタッフ陣だけでなく、キャラクターに命を吹き込むキャスト陣も、ファンお馴染みの顔ぶれが再集結しました。
- 津場木 葵: 東山 奈央
- 大旦那: 小西 克幸
- 銀次: 土岐 隼一
主人公・葵を演じる東山奈央さんは、弐期のオープニング・エンディング主題歌も担当することが決定しており、まさに作品の顔として再び『かくりよ』の世界を彩ります。
各キャストからは続編への喜びのコメントが寄せられており、特に大旦那役の小西克幸さんや銀次役の土岐隼一さんのコメントからは、キャラクターへの深い愛情と、再び演じられることへの感謝が滲み出ていました。7年間、ファンと同じように続編を待ち望んでいたキャスト陣の想いが、アフレコの現場できっと素晴らしい化学反応を起こしているはずです。制作裏話として、先行上映会などのイベントで、アフレコ現場でのエピソードが語られることにも期待したいところです。
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まとめ
7年の時を経て、新たな物語を紡ぎ出す『かくりよの宿飯 弐』。それは、ファンの根強い応援と、作品を愛するスタッフ・キャストの情熱が結実した、待望の続編です。
続投スタッフによる安定感と、新監督や新スタジオの参加による“進化”が融合し、私たちの心を再び温かな感動で満たしてくれることは間違いないでしょう。守りたい場所のために奮闘する葵の姿、そして彼女を取り巻くあやかしたちとの絆の物語が、2025年の秋を鮮やかに彩ります。
放送開始はもう間もなく。あなたも再び、「天神屋」の暖簾をくぐる準備をしてみてはいかがでしょうか。