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「湘南」と聞いて、海とカフェだけだと思っていませんか?
「次の週末、湘南行かない?」
いいですよね、湘南。でも、江の島や鎌倉の定番ルートはもう何度も行ったし、お洒落なカフェもちょっと見飽きたかも…。
「もっとこう、知る人ぞ知る、自分だけの“とっておき”を見つけたい!」
そんな、探求心あふれるあなたに、こっそり教えたい場所があります。それは、本とパンと映画が不思議に溶け合う、まるで物語の入り口のような空間。鵠沼海岸の路地裏にひっそりと佇む「シネコヤ」です。
今回は、あなたの湘南散歩を忘れられない時間に変える、この小さな文化の隠れ家の扉を一緒に開けてみましょう。
ここは本屋?パン屋?映画館?…全部正解!な文化のワンダーランド
小田急線・鵠沼海岸駅から、のんびりした商店街を歩くこと3分。「本当にこんな場所に?」と思った頃、そのお店はふと現れます。
ガラガラと引き戸を開けた瞬間、あなたはきっと驚くはず。まず鼻をくすぐるのは、香ばしいパンの匂いと古書のインクが混じり合った、たまらなく懐かしい香り。そして目に飛び込んでくるのは、壁一面を埋め尽くす本、本、本!
まるで、素敵な誰かの書斎に迷い込んだかのよう。そう、ここは訪れる人によって顔を変える、文化のワンダーランドなのです。
もともとは地元で愛された写真館だったというこの建物。ピカピカの新品ではなく、あえて古いランプシェードや床の模様を残しているから、初めて来たのに「ただいま」って言いたくなる。そんな温かさが、旅の疲れを優しく癒してくれますよ。
シネコヤでしかできない!「魔法の時間」の過ごし方ガイド
「面白そうだけど、どう過ごすのが正解?」そんなあなたのために、シネコヤを120%楽しむためのモデルコースをご提案します!
Step 1:物語の森で「宝物」みたいな一冊とパンを選ぶ
まずは1階のブックカフェスペースで、冒険の準備を。約3,000冊がひしめく本棚は、まさに「物語の森」。ベストセラーが並ぶ普通の書店とは違い、ここにあるのは店主が選び抜いた“推し本”や、誰かの想いが詰まった寄贈本が中心です。
これはもう、本との一期一会を楽しむ「大人の宝探し」。
【Point!】
お供には、神奈川・山北町の名店「Desture(デスチャー)」の天然酵母パンをぜひ。北海道産小麦の味がしっかりする素朴なパンを頬張りながら、これから始まる時間に胸を躍らせましょう。
映画が始まるまでの時間、偶然手に取った本の世界に飛び込む。それだけで、日常が少しだけ色鮮やかに見えてきませんか?
Step 2:今日の“特等席”は自分で決める!秘密の映画館へ
階段をのぼった先にある2階のシアターは、まるで秘密基地。たった22席の空間には、なんと座席指定がありません。しかも、椅子が全部違うんです!
ふかふかのベルベット張りのソファ、体をすっぽり包む一人掛け、カップルで寄り添えるカウチ…。その日の気分や映画に合わせて「今日の私の席はココ!」と選ぶワクワク感は、シネコヤならではの醍醐味。
上映されるのは、大手シネコンではなかなか出会えない、国内外のアート映画やドキュメンタリー。ここで出会う一本が、あなたの旅の思い出を、より深く、特別なものにしてくれるはずです。
Step 3:映画の「余韻」まで味わい尽くす、贅沢な3時間
シネコヤのすごいところは、映画のチケットに上映前後のブックカフェ利用料(最大3時間!)が含まれていること。
つまり、「映画を観て、ハイ終わり」じゃないんです。
- 映画の感動に浸りながら、温かいスープでほっと一息。
- 面白かったね、と感想を語り合う。
- 登場人物が読んでいた本を、下の本棚から探してみる。
そんなふうに、物語の「余韻」までゆっくり味わう時間こそ、最高の贅沢。忙しい日常から離れて心を調律する、あなただけの隠れ家がここにあります。
海だけじゃない、もう一つの「湘南物語」を探しに
「シネコヤという、一つの文化のジャンルを作りたい」。
代表の竹中さんの言葉通り、ここはただの施設ではありません。映画があり、本があり、美味しいものがあり、人と人がゆるやかに出会う「場所」そのものが一つの作品なのです。
サーフィンも、海辺のカフェも素敵。でも、もしあなたがまだ誰も知らない湘南の顔を探しているなら、ぜひこの小さな「小屋」を訪ねてみてください。
きっとそこには、忘れられない時間と、心に残るパンの香り、そしてあなたの次の週末の予定を埋めてくれる、新しい物語が待っていますよ。